

「鼻のポツポツ、
何をやっても戻る」
「洗顔もパックも試したのに
小鼻だけ黒いまま」
「ケノンの美顔器を
顔全体に当てているけど、
鼻だけ変わらない」
「そもそも鼻に当てて
いいの?狭いし丸いし、
うまく当たっている気がしない」。
知恵袋にも、この
鼻まわりだけ取り残される
という声がとても多く並びます。
この記事の立ち位置
多くの解説は「ケノンはいちご鼻に効く/効かない」を一本の答えで語ります。でも実際に読者を迷わせているのは、そこではありません。鼻の黒ずみは見た目が似ていても中身が3種類あり、光が相手にできるのは、そのうちの一部だけだからです。この記事では、まず自分の鼻がどのタイプかを30秒で見分け、そのうえで「鼻という立体をどう当てるか」という物理の話に踏み込みます。他の部位の当て方は正しい当て方と打ち漏れ防止のコツもあわせてどうぞ。
鼻の黒ずみは、見た目が
どれも似ています。
けれど中身は違います。
@角栓づまり型は、
毛穴の中に皮脂と古い角質が
たまって固まり、
表面が酸化して黒く見える状態。
Aメラニン型は、
毛穴のふちの色素沈着。
紫外線や、こすりすぎ・
押し出しすぎの刺激が原因です。
B産毛の影型は、
黒ずみではなく
細い毛が毛穴から出ていて、
点に見えている状態です。
ケノンの美顔(光)は、
色素と毛にはたらきかける光。
つまりAとBには出番があり、
@の固まった角栓そのものを
溶かしたり吸い出したりは
できません。
ここを最初に分けないまま
当て続けるから、
「効かない」と感じるのです。

道具は要りません。
洗顔後の乾いた鼻で、
次の3つを順にやってください。
| タイプ | 見分け方 | ケノン美顔の期待度(目安) | 並行してやること |
|---|---|---|---|
| 角栓づまり型 | ザラつく・凹凸がある | △ 直接は届かない。乾燥が減ることで詰まりにくくなる間接的な期待 | やさしい洗浄と、たっぷりの保湿 |
| メラニン型 | なめらかなのに黒い | ○ 光の得意分野。ゆっくり時間をかけて | 日やけ止め・こすらない |
| 産毛の影型 | 斜めの光で毛が見える | ◎ もっとも変化を感じやすい | 抜かずに、光でゆっくり |
毛穴そのものの開きについては
開き・たるみ・詰まり毛穴の
タイプ別ガイドで、
色素沈着については
シミ・そばかす・色素沈着への
正直な効果で詳しく扱っています。
ここからが、
他ではあまり語られない話です。
ほおや額は平らな面です。
照射面をぺたりと置けば、
光はまっすぐ肌に入ります。
ところが鼻は、
丸くて、狭くて、
急に折れ曲がる立体。
四角い照射面を鼻すじに
当てると、真ん中は触れても
両側が浮きます。
浮いた分だけ光は横に逃げ、
肌に入るエネルギーが減る。
つまり鼻で起きているのは
「効かない」ではなく、
そもそも届いていない
という事態なのです。
これは同じレベルで当てても、
ほおと鼻では
実際の入り方が違う、
ということでもあります。
届いていないと感じたときに、まずレベルを上げてしまう人がとても多いです。ですが浮いたまま出力だけ上げると、接している一点にだけ強い熱が集中し、赤みやヒリつきの原因になります。順番は逆で、当て方を直してから、必要ならレベルです。冷却の考え方はやけどを防ぐ正しい冷却とアフターケアにまとめています。
では、どう当てるか。
答えはシンプルで、
照射面の全体ではなく、
角の一辺を使うことです。
ハンドピースを縦に持ちかえ、
小鼻のカーブに沿って
角の部分を軽く押し当てる。
すると接している面積は
小さくなりますが、
その部分はすきまゼロです。
広く浅く当てるより、
狭く確実に当てるほうが、
結果として届きます。
鼻は面積が小さいので、
回数が増えても
時間はほとんど変わりません。
下の図のように
6つの区画に分けて、
順番に置いていきましょう。
ケノン公式サイトで確認するカートリッジの種類・付属品を公式で確認

鼻には照射面が小さい
カートリッジが向いています。
標準のスキンケア
カートリッジでも当てられますが、
小鼻のような狭い場所では
面が余ってしまいがち。
スリム(ストロング)系の
細いカートリッジがあると、
区画の(4)(5)(6)が
格段にやりやすくなります。
種類ごとの違いは
美顔用と脱毛用の使い分け
完全ガイドを参照してください。
レベルは、鼻については
ほおより1段下げるのが
無難な出発点です。
皮膚が薄く、骨が近く、
痛みを感じやすいからです。
数回続けて問題がなければ、
少しずつ上げていきます。
| 部位 | 持ち方 | レベルの目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 鼻の根もと | 横持ち | ほおと同じ | 目に近いので必ずサングラス |
| 鼻すじ | 横持ち | ほおと同じ | 両側が浮きやすい |
| 鼻の頭 | 横持ち | 1段下げる | 皮脂が多く落とし残しに注意 |
| 小鼻 | 縦持ち・角 | 1段下げる | 最も浮きやすい。目視で確認 |
| 鼻の下 | 縦持ち | 1段下げる | 皮膚を張ってから当てる |
鼻は、顔のなかでも
変化がゆっくりの部位です。
皮脂の分泌が多く、
毛穴そのものが大きく、
外に出ている時間も長いため。
目安は2週間に1回で、
最初の手ごたえまで3か月ほど。
産毛型の方は、
もう少し早く
「ざらつきが減った」と
感じることがあります。
いずれも個人差があります。
頻度の考え方は
週1と2週に1回の使い分け、
回数の実感については
何回で効果を実感できるかを
あわせてどうぞ。
鼻の黒ずみで
いちばん多い遠回りは、
取ろうとしすぎることです。
角栓を指で押し出す。
毛穴パックを毎週はがす。
ブラシでこすり洗いする。
どれも一時的には
すっきり見えます。
けれど毛穴のふちが傷つき、
そこに色素が沈着して、
角栓型がメラニン型に
書きかわっていく。
つまり、取れば取るほど
「取れない黒ずみ」に
近づいてしまうのです。
そしてメラニン型は、
時間のかかる相手です。
ケノンを始めるタイミングは、
この押し出しをやめる
きっかけとしても
ちょうどいいと思います。
編集部の考え
「光を当てる」より先に「触らない」ほうが、鼻に関しては効いてくることがあります。照射日を決めると、その前後は自然と鼻をいじらなくなる。この副次的な効果は小さくありません。照射後に赤みが出たときの考え方は照射後の赤み・かゆみ・ニキビの対処にまとめています。
鼻だけを見ていると
見落としやすいのですが、
鼻の下の産毛は
鼻の印象そのものを
左右します。
鼻の下がうっすら暗いと、
鼻全体がくすんで見える。
逆に鼻の下が明るくなると、
同じ小鼻でも
目立ちにくくなります。
区画(6)を省略しないのは
そのためです。
くわしくは
口周り・あご・鼻下の
部位別ガイドを。
また、いちご鼻という
テーマ全体については
毛穴・いちご鼻はどう変わるかで
別の角度から扱っています。

使えます。鼻の穴の中を避け、ほくろは隠し、サングラスを着用すれば問題ありません。ただし皮膚が薄く骨が近いため熱を感じやすく、ほおより1段レベルを下げて始めるのが安心です。前後の冷却も省かないでください。
「無くなる」と言い切れるものではありません。光が得意なのは毛穴のふちの色素と産毛で、毛穴に固まった角栓そのものを取り除く働きはありません。まず自分の鼻がどのタイプかを見分けたうえで、目立ちにくくしていくという考え方が現実的です。感じ方には個人差があります。
照射面が浮いている可能性が高いです。ハンドピースを縦に持ちかえ、面全体ではなく角の一辺を小鼻のくぼみに沿わせてください。鏡は正面ではなく横から見ると、すきまが見えます。レベルを上げるのは、当て方を直したあとです。
標準のスキンケアカートリッジでも当てられますが、小鼻のような狭い場所ではスリム(ストロング)系の細いものがあると当てやすくなります。仕様や付属内容は変わることがあるため、購入前に公式で最新の情報をご確認ください。
おすすめしません。はがすタイプのパックは角質も一緒に持っていくため、直後の肌は刺激に弱くなっています。同じ日に照射を重ねるのは避け、数日あけてください。頻繁な使用は毛穴のふちを傷め、かえって色素沈着につながることがあります。
2週間に1回のペースで、まず3か月が目安です。鼻は皮脂が多く、顔のなかでも変化がゆっくりな部位なので、1か月で判断しないことが大切です。同じ照明・同じ角度で月1回写真を残すと、変化に気づきやすくなります。
鼻に使えるかどうかで言えば、
使えます。
けれど大事なのは、
その前に自分の鼻が
どのタイプかを知ること。
角栓型なら、まず落とし方と
保湿を見直す。
メラニン型と産毛型なら、
光の出番です。
そして当てるときは、
レベルではなく接地を疑う。
小鼻は縦持ちで、角を使う。
この2つを変えるだけで、
「鼻だけ変わらない」は
かなり減るはずです。
焦らず、押し出さず、
月に1枚だけ写真を残しながら。